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大学生で塾講師アルバイトをしています。
生徒とのコミュニケーションに悩んでいます。
担当生徒との距離感が遠い気がするし、自分の授業がつまらないと思われてそうで怖いです。
どうすれば良いでしょうか?
今回はこんな疑問を解決します。
・生徒との距離感を近くするコツ
・自然とやってる実はNGな行動
・塾講師の立ち振る舞い
この記事を書いている僕は理系大学生です。近所の個別指導塾で塾講師アルバイトをしています。
1年間塾講師アルバイトをしている中で、やっと「生徒とのコミュニケーション」の取り方が分かってきました。
私がたどり着いた結論はこちら
生徒とのキョリを縮めるコツ
思いやりを込めて授業する
アイコンタクトを意識する
個人的な話題を振る
少しのことでも褒めてあげる
堂々とした態度で接する
それでは一つずつ説明していきます。
コツの一つ目は、思いやりを持って授業をすることです。
なぜなら、生徒は意外と先生のことを見ているからです。
アルバイトだからと手を抜いて授業をすれば、生徒からの信頼は下がります。
いつでも、熱心に思いやりを持って授業をすれば、生徒からの信頼も少しづつ厚くなっていくはずです。
生徒とのアイコンタクトもするようにしましょう。
黒板やホワイトボードを見がちな方は要注意です。
理由は単純明快で、
生徒の顔からどのくらい理解しているか確認できる
生徒との距離感を縮められる
というわけで、生徒とのアイコンタクトをしてい生徒の信頼を勝ち取りましょう。
個人的な話題は、生徒との距離感をグッと近づけるでしょう。
なぜなら、生徒が『自分に興味をもってくれている』と感じるので、心を開いてくれる生徒が多いからです。
ではどういった質問をするのが良いのか、私が思いつく限りまとめました。
・兄弟はいるのか、何歳離れているのか?
・受験生なら将来の夢を聞く(受験へのモチベUPにつながる)
・学校行事について聞く(体育祭の予行練習etc..)
・生徒が筆箱にストラップをつけていたら、それの話をしてあげる
私の一番印象的だった体験は、今まで全く話しても薄い反応だった男の子に、『そのマスクエヴァでしょう?』って話してあげたことです。
この話題をきっかけに、生徒のほうから積極的に話してくれるようになりました。
踏み込み過ぎた質問、つまりプライベートすぎる質問はかえって嫌われます。
なぜなら、他人に言いたくないことだってあるからです。
たとえば、
カノジョさんいるの?いつからいるの?
こんな質問されたらイヤですよね?
というわけで、自分が聞かれたらイヤだなぁって思う質問は、生徒にすると嫌われるのでやめましょう。
『ほめてあげる』ことは生徒にとってうれしいものです。
なぜなら、人間ほめられると嬉しい生き物だからです。
学生時代に、先生や友人、親から褒められてうれしかった経験がありますよね?
生徒が定期テスト返却後、塾に持ってきて見せてきたら、、
○○君(さん)!すごいじゃん!
前回から何点上がったね!
○○君(さん)が頑張った証拠だよ。おめでとう。
点数は落ちちゃったけど、落ち込まないで!
○○君(さん)が頑張っていたのは見ているから!
次のテストで頑張ろう!先生も頑張るから。
こんな調子で、どんなことでも褒めて褒めまくりましょう。
堂々とした態度で授業をすることも大切です。
というのも、人間はふにゃふにゃしている人よりも、堂々とした人の方を好むからです。
ただ、威張ることではないことに注意が必要。
堂々と見えるコツは以下3つ。
姿勢よく授業をする
語尾までハキハキ話す
早口にならない
自分の発言に重みをもたせることが大切です。
例えば、
先生『この問題は、、、この解法で解くことが多いんだよ。多分、、』
こんな語尾が濁りまくっている言葉、信じられますか?
否
信じられないはずです。
でもこれならどうでしょう。
先生『この問題は、全問のこの解法で解くよ。』
これなら、納得できますよね?
というわけで、堂々とした態度で接することは、生徒とのキョリも近づく一歩です。
普通の授業をしていても、ある行動がきっかけで、信用がガタ落ちしたらイヤですよね?
私自身が塾生徒だった時に、『これ先生にされて嫌だったなあ』と思うことが3つあります。
それは、
その① 溜息をつかれること
その② 性格が毎回コロコロ変わること
その③ 声が小さい
の3つです。それではひとつずつ説明していきます。
ためいき、これは1番NGな行動です。
というのも、ためいきは、私が受験生時代に塾の先生からやられて一番イヤだったことだからです。
実際、私が生徒の時『私勉強できないから先生がしんどそうにしてる』とずっと思っていました。
自分が話しているときに、友達にためいきをつかれたら嫌な気分になりますよね?
授業中に疲れていたとしても、ためいきだけはつかないようにしましょう!
時間を確認するためでも、時計を見る行為はやめましょう。
『先生、はやく授業終わってほしいのかな?』
と考えてしまう生徒がいるからです。
腕時計を持っていくことで対処しましょう。
僕が高校生で予備校に行っていたころ、先生がちらちら時計を見ていました。
『先生、早く授業終わりたいのかな?』
といつも考えていました。
多少僕がメンヘラなのかもしれませんが、それが気になる生徒もいるということです。
性格はころころ変えないようにしましょう。
要するに、『先週は冷たい対応だったけど、今週の授業は上機嫌にもどっている』はNGということです。
性格が変わる人は、生徒に”怖い“という印象を生んでしまうことがあります。
一度怖いと思われたら、その印象を巻き返すのにはそうとう苦労します。
特に、この記事を読んですぐ実践すると、前の性格とのギャップに生徒さんが驚いてしまうことがあるでしょう。
生徒の気持ちをよく読み取りながら、徐々に態度を変えていくと良いと思います。
声が小さくなる人は、意識して大きめにしましょう。
声が小さいと生徒になめられやすくなるほか、先生に対する不信感が自然とわくからです。
例えば、声がちいさくぼそぼそしゃべる先生と、はっきり話す先生なら、あなたはどちらを信用しますか?
おそらくはっきり話す先生のほうが信用しやすいと思います。
コツをつかむと、生徒との距離感が近くなりますが、
ここで一歩間違えると生徒になめられてしまいます。
生徒に友達かそれ以下の存在として見られるわけです。
結果として、生徒が言うことを聞いてくれない、宿題をやってこない等、反抗的になる可能性があります。
ではどうすれば良いのでしょうか?
自分が『近所のお兄さん的存在』であることを意識するだけでまるっと解決します。
というのも、近所のお兄さんには次のような特徴があるからです。
良い感じに尊敬されている
気軽に話しかけられる
なめられていない
なんでも知っている
塾講師にはこういった先生像がちょうど良いです。
実際に近所に年下の知り合いがいるなら、その子に接するのと同じように生徒と接してみると良いです。
もし年下の知り合いがいなければ、次のことを意識すると良いです。
笑顔で接する
リアクションを大きくとってあげる
生徒の話を広げてあげる
というわけで、『近所のお兄さん』みたいな存在になることで、生徒と良い感じの距離感になれるでしょう。
今回は生徒との円滑なコミュニケーションをとるコツを紹介しました。
コツは次の5つです。
生徒とのキョリを縮めるコツ
思いやりを込めて授業する
熱心に授業をすれば、生徒からの信頼を獲得できる。
アイコンタクトを意識する
個人的な話題を振る
少しのことでも褒めてあげる
堂々とした態度で接する
私も塾講師アルバイトを始めたときは、かなり苦労した覚えがあります。( ;∀;)
『良好な関係を作らなくちゃ』
と気が急いていました。
この記事にあるコツをすこしづつ実践していくだけで、徐々に生徒との関係性に変化がみられていくと思います。
それでは、アルバイト頑張ってください!
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